家を売りたいが、売れない。どうしたらよい?

「住み替えや転勤で引越しをしたいのに家が売れない・・・。」と悩まれる方がいます。 家の売却は一般的に住宅の売却にかかる期間は3か月であるといわれていますが、中には1年以上も売れないケースがあります。
もし、「まとまった現金が必要」、「離婚する」などの理由がある場合、一日でも早く売却する必要があります。
期間が長くなればなるほど、不安が募り、ストレスとなり、事態はより深刻になります。

もし家が売れなかったらどうなるのか?

  • 住宅ローンが返済できないなら競売へ
    住宅ローンが滞納している状況で家が売れないでいると、最終的に競売にかけられます。
  • 不動産会社に買い取られる場合も
  • 空き家のまま手元に残る
  • 老朽化がひどい場合は解体されて更地に?

特に住宅ローンの支払いが滞っている場合、競売にかけられてしまうことになります。
また。家を住み替える時に、思い通り家が売却できなかったら新しい家のローンや資金に余裕がなくなってしまいます。
そういう最悪な事態にならないよう、ここでは、売れない理由とその対策を説明していきます。

 

家が売れない一般的な原因と対策

駅から遠いなど立地が悪い

家は、立地条件が悪いと売れません。基本的に、購入希望者は生活しやすい場所を優先して家を探します。
そのため、立地条件が悪い家は当然不利になります。
その場合、プラス要素を見つけてアピールするようにしましょう。

アピールポイント

  • 家の広さ・価格の安さ
  • 車二台分の駐車場がある
  • 子どもの遊び場・教育施設が近い
  • 日当たりや風通しの良さ

物件が汚く魅力的ではない

生活感がにじみ出ている家は誰しも敬遠します。 特に玄関の汚れ、キッチンやお風呂などの水回り、壁のシミや汚れ、床の傷や傷みなどは確認されやすいポイントです。

玄関 

第一印象を与える場所なので、念入りに掃除をしましょう。

水回り(トイレ、キッチン、風呂)

  • 水垢をしっかり取り去る。<水垢をしっかり取り去る
  • キッチンは、コンロや換気扇の汚れを念入りに落とす。
長期間家が売れない場合は、水回りだけでもリフォームをすることで、売れやすくなります。 
<水回りリフォームの相場>
  • 1、キッチンの交換
    50〜150万円程度(システムキッチンの種類によっても値段が大きく変わる)
  • 2、浴室の交換
    50〜150万円程度(ユニットバスなどによっても値段が大きく変わる)
  • 3、トイレの交換
    15〜50万円
  • 4、洗面台・洗面所の交換
    10〜50万円

フローリング

  • ワックスをかける
  • 傷が目立つ部分は補正する

  • 壁紙を張り替える 
    ※好みの分かれにくいシンプルなものを選ぶと良い。

住みながら家を売りに出している

住みながら内覧者に良いイメージを与えるには、「いかにポジティブな印象を与えるか」ということがキーになってきます。

注意点

  • しっかりと整理整頓と掃除をして、購入希望者によい印象を与えられるようにする。
    また、水回りが汚れていると印象ダウンの原因となるので、気を付けるようにしましょう。
  • 却期間中はいつでも内覧できるよう常にきれいな状態を意識すること

住みながらの売却が向いている人

  • 住宅ローンの残債が多い人
    ローンの残債が多いと、新居購入の際に新たな住宅ローンを組むことが難しくなります。売却先行なら、売却益で一括返済することも可能でしょう。
  • 期間に余裕があり、売却を急いでいない人
    期限に縛られず、自分の納得いく価格が付くまで売却先を探すことができるため、希望価格通りに家を売却できる可能性が高くなります。
  • 家具等のインテリアに凝っていて部屋がおしゃれ
    内覧の際によい印象を与えられるため、売却先行が向いているといえます。

相場より価格が高い

競合物件と比べて高く値付けされていると、買い手は割高感を意識して敬遠されてしまいます。売り手はなるべく高く売りたいと思うように買い手はなるべく安く買いたいと考えています。
買い手はその地域の価格相場を色々な物件をWEBで参照して、ある程度把握していると思います。そこで相場より安い家、築年数がより浅い家が出てくれば、そちらに問い合わせが殺到します。
まったく同じ条件であれば新築が選ばれるので、中古のマンションや一戸建ては、基本的に新築に比べて価格が安くないと比較・検討されません。
すでに売却開始し始めてどのくらいの期間が経っているのかにもよりますが、売却活動を開始してからの内見が2〜3組未満ということであれば、販売価格が相場より高すぎる可能性があります。

しかし値下げするかどうかは、不動産会社とよく相談し、慎重に決める必要があります。一度値下げしてしまうと、再度値上げするのは難しくなるためです。
値下げの幅やタイミングは、不動産会社に任せるのがおすすめです。

 まとめ

売却が難しいと考えられる家を売るときには、不動産会社選びも重要になります。
需要が低い地域なら地域密着型を、そうでないなら広告でのアピールの特異な不動産会社を探すなど適切な不動産会社を選びましょう。

家を売却したいけど、なかなか売れずに困っているというお悩みをお持ちの方、まずはお気軽に当方にご相談ください。 
当方は非営利団体である一般社団法人が運営する完全無料相談所です。
相談解決による成功報酬も御座いませんので、まずはその悩み、私どもにお話してみませんか? ご相談をお待ちしております。